デジタルイラストレーションWEB講座

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ブレンド

ブレンドというと、コーヒーのブレンドと言う言葉が思い浮かぶが、
違うものを混ぜ合わせることである。
illustratorでは、このブレンドという機能が、とても重要だ。
「線」と「面の色」が、切り離せない関係にあるillustratorでは、
色のブレンドと形状のブレンドが同時に
行われる事になるところが要注意であり面白い。

では、この「ブレンド」を使って何をどうするのか?
「ブレンド」で何が出来るのかを探って行こう。

デジタルならではの代表的なカテゴリーとして
「3D」「ベジェ」「モーフィング」をあげたが、
illustratorの「ブレンド」とは、「モーフィング」のことである。

「モーフィング」と言う言葉が、知られるようになったのは
マイケルジャクソンのBlack Or White」(1988年)というMUSICビデオからだ。
歌っている人の顔が、人種と性別を越えて自然に変化して行くことに驚いたものだ。
この自然に変化して行くところが味噌で、AからBへの変化をコンピュータが
正確に「中割り」計算することで実現できる効果だ。
(形状が変化して行くものは、モーフィングよりもワーピングというが
  illustratorのブレンドもワーピングに近い)

illustratorの「ブレンド」のアイコンに従って
左上に、正方形、右下に円を描いてみよう
「ブレンド」の効果を見るために
それぞれの色は、反対色くらいの違いをつけて、
線は透明にすること。
描かれた正方形と円の両方を同時に選択して
「ブレンド」のアイコンをクリックしよう
カーソルの形状が、ブレンドモードに変化するのを確認してから
左上の正方形の中心をクリックする。
ブレンドモードのカーソルは、次のブレンド指定の形状になる。
今度は、右下の円をクリックする。
たちまち両者の間が、グラデーションのついた帯でつながれるはずだ。
これは、両者を色の差の数でブレンドしているのだ。

どちらか一方の形を、白矢印の「ダイレクト選択ツール」で
選択して、色を別の形から「スポイト」してみよう。
ブレンドの数が減って
「ブレンド」は「モーフィング」であることが判る。

「ブレンド」する形状を、同じものにすると
「ブレンド」は、変化無しの均等中割りツールになる。
これも、非常に利用することになるので記憶すべきだ。
垂直線をひとつ描いて、それを水平方向にコピーして
2本の直線を、間隔を空けて作成する。
両方の線の間に、等間隔に5本の垂直線を引け・・・
などという場合に、「ブレンド」を使うのである。

もうひとつ
illustratorで描画する場合に、欠かせない「ブレンド」の使いかたは
色を主体にしたグラデーションとなるだろう。
不定形の色面を、形状を絡めてグラデーションすることが出来るので
純粋なグラデーションだけでなく、
形状の暗部やハイライトを描出するなど、「ぼかし」としての使い道は多い。

 

つづく


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