第1回審問の日の様子
3月9日、東京地方裁判所に、AG出版「マックでデザイン」誌 出版差止仮処分の第1回審問に出かけてまいりました。
参加していただいた皆様、お疲れさまでした。(^^) 特に平田弘史先生には、遠方から駆けつけていただき感激いたしております。 ありがとうございました。
参加者は、平田弘史さん、駄場寛さん、駄場真弓(夢姫)さん、塚崎マリコ、柳原弁護士、木村弘さん、そして塚崎健吾という顔ぶれでした。
予定通りロビーに集合し、11時20分、13階の民事29部の部屋に入り、署名をした後に、裁判官を前に審問が行われました。
部屋は、10帖程度、長いテーブルが置かれていて、裁判官の右手、左手に、AG側と見合い状態で着席しました。
但し、その席は当事者のみによるという前提であり(柳原弁護士と駄場さんと私)、平田先生をはじめとする立ち会い人の同席は、柳原弁護士の申し出にもかかわらず、認めて貰えませんでした。
さて、AG出版側は、一切を無視・ということは無く 弁護士(女性)と、 なんと、和田社長自らが出頭してきていました!
こちらの申し入れは一切無視で、差し止めでも何でもやってくれとか、既に、あの本は販売していないです。という肩すかしではなく、
ある意味では、まともに対応してきた、ということです。
エージー出版側の言い分は、「マックでデザイン」は、「MAC DE DESIGN Vol.2」の
増刷である。 という、予想通りのものでした。
裁判官の沖中氏は、「えっ?」というくらいに若く、30歳なるかならぬか? 多分もっと若いのでは・・・という、印象でした。
とは言うものの、反応は実務的で、てきぱきと審問を進めていきました。
AG側と、双方の顔合わせ・(と言っても眼は見て来ない、)をして、証拠資料なるものを、裁判官に提出して、若干の説明をする・・・
AG側から、著作者全員に配ったものであるとして提出された書類は、「MAC DE DESIGN Vol.2」誌への掲載許諾に関する証拠とのことでしたが、それは、私達が受け取っていたFAXと、似てはいたものの、内容にいささか違いのあるものでした。
そこを指摘すると、和田社長は、顔を赤らめて
「担当者が辞職してしまったもので、ハッキリとはわからなかったが
これが送ったものだろうと、持ってきました。」と弁解していました。
次にAG側に退席して貰い、裁判官は、我々の言い分を聞く 我々が退席して、AG側の言い分を聞く、
再度、双方が同席して、次回の審問日を通知する。
ということで、おおむね30-40分で審問は終了しました。
裁判官から、AGは、金銭での和解交渉に、応ずる気持ちが無いようでもないようだが、何か他に条件はあるか?との質問があり、我々はパソコングラフィック各誌に謝罪広告を載せることを条件として出しました。
裁判官とAG側との話し合いには、納得の行くところが無かったようで、次回審問に結論は、持ち越されました。
次回、第2回審問は、4月6日午後2時ということです。
裁判所を出て、日比谷公園の「松本楼」のカレーバイキングで昼食をとり、公園のベンチで少し話して、解散しました。
これが、3月9日の進展です。
AG側は、真っ向から対決!という感じでも、全面降伏しますと謝罪から和解にすすめるという感じでもありませんでした。
言える事は、「マックでデザイン」形式の出版に関しては、まだまだ、捨てる訳には行かない。やって行くのである・という
意志が感じられるものでした。
そして、ひょっとしたら「どこが悪いの?」という気持ちを維持している態度も感じられました。
「MAC DE DESIGN Vol.2」誌の増刷であり、承諾済みであるの言い分には、裁判官氏も嗤っていましたが、・・・・・・・さて、次回でどうなるのでしょう?
仮処分の認定に1ヶ月単位で時間がかかるとなると・・・効力は、無いのではと、思わないではありません。
また、帰宅後、AG出版弁護士からの裁判所に宛てた答弁書を読むと(これは、あの場では読む暇など無かった)
MAC DE DESIGN Vol2 そのものは、データの提供はうけたもののレイアウト等、書籍の体裁を整えたのは、AG出版であるから
これを、破棄せず所有するのは当然であり、著作者は、むしろAG出版である。 としています。
これは、まさにデジタルの著作権とは何かを、もう一度明確にせねばならないと考えるばかりの次第です。
私は、完全に未来永劫出版差止めさせたいです。
牽牛 怒!